2013年5月9日木曜日

特別講演会


 本学新棟設計を担当して戴いている日本設計九州支社建築設計部の井口琢朗氏と環境設備設計部の本田公宏氏による講演会「日本設計が手がけた建物と設計者の役割」を5月8日に開催した。



 井口氏からはご自身が設計に関わられた建物の紹介や設計に対する考え方などが語られ、本田氏からは建築設備の基本的な機能と最近の省エネへの取り組みが語られた。



 
 学生からは「将来設計の仕事をしたいが、学生の時にどのような勉強をしておけばよいか」という質問が出され、井口氏からは「好きな建物や有名な建物を見学に行き、写真を撮るだけでなくスケッチすること。スケッチすることにより、建物の細部までよく見えるようになる。」という具体的な回答があった。 
 その他にも建築設備が建物の外観に与える影響やコラボレーションによるデザインに関しても質問があり、学生は実務での具体的な状況を知ることができ、刺激を受けていた。
 

 
建築設計に対する真摯な取り組みがよくわかる講演であった。